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文化庁、AIによる著作権侵害事例の収集を開始 稗田利明

文化庁、AIによる著作権侵害事例の収集を開始


こんにちは、稗田利明です!

文化庁は、AI(人工知能)の開発や利用に伴う著作権侵害事例の収集に着手しました。クリエイターらの不安解消を図り、時間をかけて創作した作品と似た文章やイラストがAIで大量に生成されることへの懸念に対処するため、相談窓口を通じて被害実例を把握し、対策を検討する取り組みが行われています。具体的には、文化庁が設けた「文化芸術活動に関する法律相談窓口」のウェブサイトを通じて、AIと著作権に関する相談を受け付けており、今年2月末にはその選択肢を追加しました。また、2018年の著作権法改正でAIが著作物を学習できるようになったことから、著作権者や権利者団体からは反発が出ており、現行著作権法の解釈を明確にするための議論も進められています。

 

生成AIによる著作権侵害の実例、文化庁が収集開始…クリエイターらの不安解消狙う(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/6d6193cfe99572d0592607b90e6bb52b71dc0e4e