こんにちは、稗田利明です!
NECは、最先端技術を駆使した「先端技術コンサルティングサービス」を開始し、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することを発表しました。
このサービスは、2025年度に50件の販売を目指しています。NECの研究者が持つ専門的な知見を活かし、生成AIやAIコンピューティング、マテリアルズインフォマティクス(MI)、AIセキュリティなどの分野で顧客に対して技術支援を行います。
具体的な事例としては、量子コンピューティングと数理最適化技術を用いた生産計画や配送計画の最適化があります。また、再生プラスチック製造メーカー向けには、AIとMI技術を活用して廃プラスチックの配合及び調色作業の効率化が図られています。
これにより、企業は複雑な業務課題に対する解決策を得ることができます。同サービスでは、以下の3つの主要な支援内容が提供されます。
1. 先端技術アドバイザリーサービス
- 技術トレンド講義や動向調査を通じて、顧客に最新の技術知見を提供し、技術ビジョンや戦略策定のためのアドバイスを行います。
2. 先端技術導入支援サービス
3. 技術・知財創出支援サービス
- 企業の研究開発活動を支援し、新たな技術や知財の創出に寄与します。利用価格は個別見積もりとなり、販売標準価格は月額500万円から設定されています。
NECは、このサービスによって顧客が先端技術を効果的に活用できるようサポートし、DX推進に貢献することを目指しています。今後も業種ごとのニーズに応じたサービス展開を進めていく予定です。
Citations:
https://jpn.nec.com/press/202411/20241122_01.html
https://japan.zdnet.com/article/35226515/
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP682463_S4A121C2000000/