こんにちは、稗田利明です！
Googleは12月13日（現地時間）、開発者や企業が独自のユースケースに合わせて構築できるように、最新の生成AIモデルである「Gemini Pro」のAPI提供を開始したと発表しました。また、プロンプトをすばやく組み立てたり、アプリ開発で使用するAPIキーを取得できる無料のWeb開発者ツール「Google AI Studio」もアナウンスされています。
「Gemini Pro」は、先週発表された最新の生成AIモデルで、3つのサイズ（Ultra、Pro、Nano）があります。また、「Gemini Nano」はAndroidデバイス「Pixel 8 Pro」に、「Gemini Pro」は特別に調整されたバージョンが「Bard」に搭載されています。
「Gemini Pro」の最初のバージョンは、12月13日より「Gemini API」からアクセス可能で、世界180以上の国と地域で、日本語を含む38の言語をサポートしており、制限の範囲内であれば無償で利用できます。APIはテキストを受け入れてテキストを生成し、テキストと画像を入力として受け付け、テキストを出力する専用の「Gemini Pro Vision」マルチモーダルエンドポイントも利用可能です。さらに、Python、Android（Kotlin）、Node.js、Swift、JavaScriptなどのSDKがサポートされています。
「Gemini Pro」を利用するには、Webベースの開発者ツール「Google AI Studio」が便利で、Googleアカウントでサインインすれば、1分あたり60リクエストまでの無料枠を利用できます[1][2][3][4]。
Citations:
[1] https://cloud.google.com/blog/products/ai-machine-learning/gemini-support-on-vertex-ai
[2] https://cloud.google.com/vertex-ai/docs/generative-ai/model-reference/gemini
[3] https://news.ycombinator.com/item?id=38628456
[4] https://www.theverge.com/2023/12/13/23999880/developers-can-now-build-googles-gemini-pro-ai-into-their-apps
[5] https://docs.gemini.com/rest-api/
