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上智大学、契約書デジタル化で業務効率化を実現 稗田利明

上智大学、契約書デジタル化で業務効率化を実現

こんにちは、稗田利明です!

上智大学は、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム 契約書」を導入し、雇用契約書のデジタル化を通じて業務効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進した。

この取り組みにより、契約書作成や管理にかかる時間とコストが大幅に削減され、人事業務の効率が向上した。さらに、ペーパーレス化によって環境負荷の軽減にも寄与している。

「BtoBプラットフォーム 契約書」は、企業間契約をウェブ上で締結できるクラウドサービスであり、契約締結や管理のデジタル化を実現する。特に、社内承認をオンラインで行えるワークフローシステムや、紙の契約書をデータ化してアップロードできる「自社保管」機能が搭載されており、電子帳簿保存法にも対応している点が特徴的だ。

従来、上智大学では教職員の雇用契約書はすべて紙媒体で管理されており、そのために契約書の作成や印刷、封入作業などに多くの時間と労力を要していた。

しかし、新たなシステム導入により、この手間が大幅に軽減されることが期待されている。大学側は、このプラットフォームの費用対効果や操作の簡便さを評価し、導入を決定した。また、複数の契約書フォーマットに対応できる点も採用の決め手となった。

この取り組みは、上智大学が進めるDX推進の一環であり、今後もさらなる業務効率化を目指す方針だ。特に非常勤講師の雇用契約書から導入を開始し、将来的には職員全体へと範囲を広げる計画もある。これにより、人事局内の業務効率化だけでなく、学内全体のデジタル化が促進されることが期待されている。

Citations:
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/1fa9299dbe112ce1a18b963d6684c67916579b54
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000696.000013808.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/78d0eefdf8bb7e9b17708ca5c51a6ea8b8fe99a5