こんにちは、稗田利明です！
クリプトン・フューチャー・メディアは、ヤマハの最新技術「VOCALOID6」を採用した新しい歌声合成ソフト「初音ミク V6 AI」の開発を進めていると発表しました[1][2]。VOCALOID6は、AI技術を用いた「VOCALOID:AI」を搭載し、人間の歌声が持つ幅広い歌唱表現を学習することで、これまでより圧倒的に広い歌声の幅を実現しています[1][2]。
新しい「初音ミク V6 AI」は年内の発売を目指しており、詳細は後日発表される予定です[2]。また、「初音ミク V4X」以降の関連ソフトの正規ユーザーを対象に、優待価格が設定される予定となっています[2]。
VOCALOID6は、2003年のリリース以来進化を続けてきたVOCALOIDの最新版です[1]。メロディと歌詞を入力するだけで、PCがすぐにボーカリストに変わる革新的な技術を実現しています[1]。さらに、新設計されたツールを使用することで、アクセント、ビブラート、タメなどのボーカリストへのディレクションも自由自在に行えるようになりました[1]。
この新技術により、クリエイターはより直感的でスムーズな楽曲制作フローを実現できるようになります[1]。例えば、ハイクオリティなボーカルトラックの制作に欠かせないダブリングも、TAKE機能を使用して瞬時に制作できるようになりました[1]。
さらに、クリプトン・フューチャー・メディアは「初音ミク NT」の音質を大幅に改善した新バージョンを秋頃にリリースする計画も発表しています[2]。これにより、初音ミクファンやクリエイターにとって、より高品質で多様な表現が可能になることが期待されます。
VOCALOID6の導入により、初音ミクの歌声はさらに自然で表現力豊かになり、クリエイターの創造性をより一層引き出すことができるでしょう。この新技術が、ボカロ音楽シーンにどのような影響を与えるのか、今後の展開が注目されます。
Citations:
[1] https://www.vocaloid.com/vocaloid6/
[2] https://shiki-rowen-taigen.com/2024/06/07/%E3%80%8Cvocaloid6-%E5%BC%8F%E7%8B%BC%E7%B8%81-ai%E3%80%8D%E3%81%8C%E7%99%BA%E5%A3%B2%EF%BC%81/
[3] https://www.vocaloid.com
[4] https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/21/news133_2.html
[5] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000647.000010701.html
