稗田利明のIT Insights

ITの未来を探る、情報発信"

セールスフォース、対話型AIアシスタント「Einstein Copilot」に高度な検索機能 稗田利明

セールスフォース、対話型AIアシスタント「Einstein Copilot」に高度な検索機能

こんにちは、稗田利明です!

セールスフォースは、対話型AIアシスタント「Einstein Copilot」のアップグレードを発表しました。Einstein Copilotは、非構造化データからも情報を取得できる高度なAI検索機能「Einstein Copilot Search」を備え、2024年2月に一般提供が予定されています。この機能により、営業、顧客サービス、マーケティング、コマース、およびIT担当者は、メールのやりとりなど、データセットにきちんと整理されていない情報を活用した問題解決やコンテンツ生成の支援を受けられます。さらに、Einstein Copilot Searchは、Salesforceの新たな「Data Cloud Vector Database」を利用することで、非構造化データへのアクセスが可能となります。Data Cloud Vector Databaseは、非構造化データから構造化データまで、あらゆるビジネスデータを統合する機能を持っています。また、Data Cloud Vector Databaseのもう1つの利点は、大規模言語モデル(LLM)を微調整する必要がなくなることで、企業が時間と経費を節約し、トレーニングデータの制限によってこれまでアクセスできなかった情報に、LLMがアクセスできるようになる点です。Data Cloud Vector DatabaseとEinstein Copilot Searchは、2024年2月に試験提供され、同時にEinstein Copilotの一般提供が始まります。[1][2]

Citations:
[1] https://japan.zdnet.com/article/35212957/
[2] https://news.yahoo.co.jp/articles/88896aed3b10b48920bbb7b58fd0b488c5bd3f08
[3] https://www.docusign.com/ja-jp/blog/impact-of-Generative-AI-and-its-future
[4] https://www.fronteo.com/ai-learning/ai-nlp-about
[5] https://note.com/shoknsn/n/n71f89dc91deb