こんにちは、稗田利明です！
自由民主党（自民党）デジタル本部は12月14日、「AIの安全性確保と活用促進に関する緊急提言」をまとめました。提言には、国内ガイドラインの活用促進、AI安全研究所の創設、必要な予算の確保とAIの安全性に関する技術開発、AI戦略推進体制の拡充など、主に以下の4点が含まれています[1]。
提言の内容は、同党の平将明議員のウェブサイトで公開されており、具体的には以下のような取り組みが求められています[1]：
1. 国内ガイドラインの活用促進策として、広島AIプロセス国際行動指針・行動規範を踏まえた国内のAI関連事業者向けのガイドライン策定を要請し、当該ガイドラインが守られるよう新法を検討すること[1]。
2. AI安全研究所の早急な創設と、米英のAI安全研究所などとの連携を通じて、AIに関する基準や規格等の策定、AIの安全性に関する調査研究、AIガバナンスを担う人材育成を進めること[1]。
3. リスク対応、利用促進、開発力強化等のために必要な予算の確保と、AIとサイバーセキュリティ、偽情報対策など、AIの安全性に関する技術開発を強化すること[1]。
4. 既存の「AI戦略チーム」「AI国際戦略推進チーム」についても、AI関連の業務増加に対応するための早急な体制強化を要請し、関係省庁の担当者がチーム員を兼務する現行の省庁間連携の改善を求めています[1]。
Citations:
[1] https://www.ornl.gov/news/ornl-launches-center-ai-security-research-study-ais-impacts-society-security
[2] https://cltc.berkeley.edu/program/ai-security-initiative/
[3] https://www.ornl.gov/caiser
[4] https://www.cylab.cmu.edu/research/machine-learning.html
[5] https://www.safe.ai
