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IIJ、高額国際通話の自動制限導入へ 稗田利明

IIJ、高額国際通話の自動制限導入へ

こんにちは、稗田利明です!

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、MVNOサービス「IIJmio」において、不正や誤操作による高額な国際通話料金の発生を防止する新たな仕組みを2026年6月以降に導入すると発表した。対象は、au網(タイプA)を利用する音声SIM・音声eSIMユーザーで、IIJmioの国際電話サービスを利用している契約者となる。

この新対策では、通話先や発信回数、利用金額などの過去の利用履歴をもとに異常な高額通話が検知された場合、IIJまたは回線提供元のKDDIが判断して、国際通話機能を一時的に停止する仕組みが適用される。制限措置が発動すると、国際通話をかけた際に「お客様のお申し出により現在おつなぎできません」といった音声ガイダンスが流れるようになる。

通話中に突然切断されることはなく、異常が確認された後に自動で制限が反映される。なお、一度適用された場合はユーザー側で解除することはできない。これは、本人も知らないうちに多量の国際電話を発信してしまうケースや、不正利用によって高額請求が発生する事態を防ぐことが目的だ。

IIJは、MVNO事業者として安心して通話サービスを利用できる環境整備に力を入れており、今後もセキュリティ体制の強化を進める方針だ。今回の取り組みは、国際通話に関するトラブル防止と利用者保護を目的とした対策の一環とされる。