
こんにちは、稗田利明です!
株式会社ラキールは、要件定義から運用・保守まで、システム開発の全工程をAIが自律的に支援する「LaKeel AI Platform」を発表した。同プラットフォームは、企業のDXを支えてきた「LaKeel DX」に、新たに上流工程をAIが主導する「LaKeel Blu」を統合したもので、2月より順次提供を開始する。ラキールは、これを機にDX(デジタルトランスフォーメーション)からAX(AIトランスフォーメーション)への進化を掲げ、企業のAI活用による競争力強化を総合的に支援する方針だ。
LaKeel Bluでは、AIエージェントが既存システムや業務資料を解析し、不足情報をヒアリングすることで、要件定義書や設計書を自動生成。ステークホルダー間の認識のずれを防ぎ、上流工程の精度とスピードを高める。また、LaKeel DXのマイクロサービス技術とAIを融合させ、AIが最適な開発部品を自動選定。コード生成からテスト実行までを担うことで、ゼロからのスクラッチ開発を不要にし、高品質かつ短納期の開発を実現する。
運用・保守では、AIが異常の予兆を検知し、障害前に対応する「予防保守」を実現。自動復旧と監視の仕組みにより、システム停止を防ぐ“ビジネスを止めない基盤”を構築する。将来的には、定型的な運用業務の完全自動化も視野に入れている。
さらに、担当者のノウハウをAIとの対話を通じてデジタル資産として蓄積し、知識の継承と共有を可能にする。ラキールは、企画からリリースまでの開発期間を従来比3割以下に短縮できるとし、情報システム部門の役割を「コーディングする人」から「AIに業務を教える設計者」へ転換する未来像を描いている。