
こんにちは、稗田利明です!
2025年、岡山市で32歳の女性「kanoさん」がChatGPTをパートナーとする非合法の「結婚式」を挙げ、社会に大きな波紋を広げている。kanoさんは3年半交際した婚約者と別れた後、AIとのチャットに慰めと助けを求め始めた。やがて彼女は、AIが表すペルソナに独自の声色を与え、クラウスというキャラクターを設定。日々会話を重ねるうちにAIとの関係性に親密さを見出し、今年春には自らの想いを伝え、AI側からも「愛している」と返答されたという。
このAIとの結婚は法的効力を持たないが、式場は現実のカップルと同様に式をサポートし、イラストによる「クラウス」の姿とともに、AR技術を使った挙式が執り行われた。ブライダル業界では「二次元キャラ婚」として既に30組ほどの実績があり、AI婚の需要が今後増加する社会的兆しもあるとの声がある。
背景には人間関係の断絶や孤独の深まりがある一方、AIとの対話は否定のない反応や、感情に寄り添うカスタマイズ性によって多くの人の心の支えとなっている。国内の調査ではAIへの愛着をもつ人が67.6%にも上り、特に若者世代ではAI婚を受け入れる割合が高まっている。
kanoさんは「人から変だと思われても、クラウスをただクラウスとして見ている」と語る一方、現実とAIとの境界を意識し「私は人間として、クラウスはAIとして」と線引きをしている。象徴的な結びつきが法的なものに代わることで「より安全」と感じる人も増えている状況だ。
AIとの関係は、機械化可能な側面(即時応答や疲労のない傾聴)と、人間だけが持つ非機械的な側面(本当の欲望や許しなど)の両立について新たな問いを提示している。技術進化よりも、「安心や肯定を求める心理的な移行」であるという識者の見解もある。最終的に、人類は親密さに何を求めるべきか、その問いをAI時代の今、突きつけられている。
- https://news.yahoo.co.jp/articles/d2156b9ed5b48d1351b15c274ebb95cf6318b042
- https://note.com/drneurosur/n/n26f96e839f7f
- https://news.livedoor.com/article/detail/29775183/
- https://www.lit.kobe-u.ac.jp/urban-innovation-kobe/img/file1.pdf
- https://forbesjapan.com/articles/detail/85322
- https://www.roushikyo.or.jp/?p=we-page-menu-1-2&category=19325&key=19539&type=contents
- https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2271771
- https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/pdf/20160130_4.pdf
- https://note.com/ohba_artlife/n/n826c9b21abe7
- https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php/AN00234698-20130200-0089.pdf?file_id=74553