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中高生の3割、不利契約を見抜けず 稗田利明

中高生の3割、不利契約を見抜けず

こんにちは、稗田利明です!

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社は、2025年8月に山口県下関市で開催された「しものせき未来創造jobフェア2025」において、中高生を対象とした契約リテラシー調査を実施した。この調査は、契約の理解度を測るための体験型教育ゲームを通じて行われ、373名の中高生から有効回答を得た。3問構成のクイズ形式で進められたところ、およそ64.9%が全問正解を達成したものの、残る約35%の生徒は1問以上を誤答し、不利な契約条件を見抜けない結果となった。調査対象の96%が「契約体験は初めて」と回答しており、経験不足が影響している様子がうかがえる。参加者の声からは「見た目が良くても注意深く確認する必要がある」「小さな文字もしっかり読むべき」など、学びの実感が示された。一方、今回のイベントでは教員20名を対象にした調査も実施され、子供が直面しやすい契約トラブルとして、オンライン課金や友人同士の金銭貸借といった少額の問題への関心が高いことが判明した。また、85%の教員が「契約や個人情報に関する指導の時間が不足している」と回答し、全員が体験型学習の拡充を求めた。加えて、保護者を巻き込んだ教育機会の必要性も強調され、現場教育の課題と期待が浮き彫りとなった。