
こんにちは、稗田利明です!
LINEヤフー株式会社は2025年8月以降、「Yahoo!ショッピング」において、新たに自社開発のクリック課金型広告機能とCRMツールを段階的に導入する。この動きは、同社が進めるプラットフォームの一元化の一環であり、従来バリューコマースが提供していた「ストアマッチ」(広告)と「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」(CRM)を、7月末をもって終了し、それに代わる新機能へと移行するものである。
新たな広告機能は「Yahoo! JAPAN コマースアドマネージャー」が中心となり、出稿管理の効率化や透明性の向上を目的として設計された。中でも「アイテムリーチ」による商品単位でのターゲティング広告配信が特徴とされる。また、支払い方式も見直され、これまでの都度支払いから、売上相殺型へと変更され、出店者にとって利便性が増す見込みだ。
一方、CRM領域では「ストアクーポン拡張機能」が後継サービスとして導入される。このツールには、既存の一括クーポン配信やキャンペーン作成機能などが備わっているが、一部機能(ABテストや分析ダッシュボードなど)は現時点では継続提供されないという。
LINEヤフーとバリューコマースは、両社が共同で「Yahoo!ショッピング」向けに提供してきたクリック課金広告とCRMツールに関する契約を、2025年7月31日で終了することを発表。これに伴い、LINEヤフーが独自に新サービスを開発し、5月から順次提供を開始していた。今回の切り替えは、サービス品質と出店者体験の向上を目指す大規模な刷新といえる。
旧サービスは7月末まで利用可能であり、一部のデータやレポート機能は新サービスへ自動移行されないこともあるため、出店者には事前に必要なバックアップや準備が推奨されている。また、今回の機能刷新により、出店者はより細やかな広告管理と柔軟な販促施策が可能となると見込まれており、「Yahoo!ショッピング」の競争力強化にもつながる展開として注目されている。