
こんにちは、稗田利明です!
埼玉県を中心に関東圏でスーパーマーケットを展開する株式会社ヤオコーは、社内インフラを支える全社的なAmazon Web Services(AWS)クラウド基盤に、オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」を導入したことを発表しました。ヤオコーはこれまで、AWSへのクラウドリフトやシステム開発の内製化、AIによる需要予測を活用した自動発注システムの全店舗導入など、先進的なデジタル化を推進してきました。
しかし、クラウド化やシステムの内製化が進む中で、システムごとに異なる監視ツールが乱立し、統合や運用効率化が大きな課題となっていました。また、従来のサーバー監視だけでなく、ECやモバイルアプリ、店舗従業員向けシステムなど、ユーザー体験を起点としたエンドトゥエンドの監視ニーズも高まっていました。
こうした背景からヤオコーは、監視ツールの統合とユーザー体験を重視したシステム観測を同時に実現できるNew Relicの採用を決定。まずは社内全体を支えるAWSクラウド基盤に導入し、インフラの観測データ収集やアラートの設置、システム状況を可視化するダッシュボードの構築・運用を開始しています。これにより、リアルタイムでのデータ観測や、問題発生時の迅速な原因特定・対応が可能となり、すでに一定の効果を上げているとのことです。
今後は、AWS上で稼働する各種システム、特に店舗事業を支える受発注や在庫管理システムへのNew Relic導入を優先的に拡大する計画です。これにより、店舗からのエラー報告前に運用部門が問題を発見・対応できる体制を目指すとともに、システム障害発生時には他店舗への影響範囲を迅速に特定し、的確な対応につなげていく考えです。ヤオコーは今後も、デジタル技術を活用した運用効率化と顧客体験の向上を推進していく方針です。