
こんにちは、稗田利明です!
中小企業におけるAI活用とITインフラの現状について、デル・テクノロジーズが2025年5月に発表した調査結果をもとにまとめます。調査によると、すでに全体の15%の中小企業が生成AIを導入済みですが、そのうち約4割が成果を実感できていない現状が明らかになりました。また、3割強の企業が生成AI導入に前向きな姿勢を示しているものの、具体的な活用法や導入効果が見いだせず、半数の企業が模索段階にあることが分かります。
生成AIについて「活用は考えていない」と回答した企業は全体の4分の1程度にとどまり、関心は高まっていますが、ノウハウ不足や活用方法の不明確さが導入の壁となっています。複数の生成AIサービスを比較しながら最適なものを選定する企業が多く、人材不足対策や新しいアイデア創出に活用される一方、普及のためにはノウハウの蓄積や費用対効果の可視化が重要とされています。また、AI処理に特化したNPU搭載のCopilot+ PCの認知度は7割に達し、今後さらなる普及が見込まれています12。
ITインフラ面では、約75%の中小企業がサーバーを導入・利用しており、用途はファイルサーバーが中心です。ほとんどの企業がオンプレミスサーバーを利用し、その6割が仮想化されていない物理サーバーです。オンプレミスを選ぶ理由はレスポンス性やコスト、既存システムとの連携が多い一方、運用負荷や人材不足、運用コストが課題となっています。クラウドサーバー(IaaS)は48%が導入しており、AWSやAzureが主流です。クラウド選択の理由は運用管理負荷の軽減やセキュリティですが、コストや人材不足が課題に挙げられています。クラウドサービス(SaaS)は73%が導入し、Microsoft 365の利用が突出しています12。
今後のITインフラ動向としては、オンプレミスからクラウドへの移行を検討中の企業が多く、現状維持派も模索中です。2025年10月にWindows 10のサポート終了を控え、4割の企業が8割以上のPCをWindows 11に移行済み、62%が半数以上のPCを移行しています。課題としては互換性やコスト、移行工数が挙げられていますが、多くの企業が積極的に対応を進めている状況です12。
Citations:
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000336.000025237.html
- https://www.nikkei.com/compass/content/PRTKDB000000336_000025237/preview
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000053054.html
- https://www.ntt.com/bizon/d/00697.html
- https://kipwise.com/ja/blog/ai-small-business
- https://www.soumu.go.jp/main_content/000966997.pdf
- https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dx-chukenchushotebiki/dx-chukenchushotebiki_2025.pdf
- https://www.hosei.ac.jp/application/files/4817/2039/8025/2023__0611.pdf
- https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03066/021000003/
- https://mainichi.jp/articles/20250512/pr2/00m/020/378000c
- https://usknet.com/dxgo/contents/dx-technology/the-latest-trends-in-generative-ai-and-practical-guide-for-business/