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カシオ電卓事業60周年、未来への挑戦 稗田利明

カシオ電卓事業60周年、未来への挑戦

こんにちは、稗田利明です!

カシオ計算機の電卓事業が2025年3月20日に60周年を迎えました。同社はこれを記念し、12日に報道向け説明会を開催し、電卓事業の歴史と今後の展望を発表しました。スマートフォンやPCが普及する中でも、カシオの電卓は国内市場で約60%のシェアを誇り、世界100カ国以上で愛用されています。2024年3月期には、電卓を含む教育事業の売上高が618億円に達し、全体の23%を占めました。

カシオの電卓事業は「関数電卓」と「一般電卓」の2カテゴリーに分かれており、関数電卓は主に海外市場で教育用途として需要が高い一方、一般電卓は国内でも根強い支持を受けています。しかし、販売台数は年々減少傾向にあります。同社はこの課題に対し、「最高のUI/UX」や「情緒的価値」を追求した製品開発を進めています。今年1月にはデザイン性を重視した新製品「Comfy」を発表し、ユーザー目線や環境配慮を意識した商品展開を行っています。

カシオの歴史には革新的な製品が数多く存在します。1965年発売の「001」は世界初のメモリ機能付き電卓であり、その後も「カシオミニ」や「fx-1」など画期的なモデルを次々と生み出しました。また、カード型電卓やグラフ描画機能付き電卓など、多様なニーズに応える製品も開発しました。さらに、「着火ライター付電卓」や透明な電卓などユニークな試みも行われています。

今後、カシオは教育現場に適したツール提供を目指し、ハードウェアとソフトウェアを融合させた新たな価値創造に挑戦します。また、60周年記念施策として特別展示や記念Webサイト公開なども予定されており、顧客との接点拡大に注力しています。長い歴史の中で築いた信頼と技術力を基盤に、カシオはこれからも新たな挑戦を続けていきます。

Citations:

  1. https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2503/20/news094.html
  2. https://ia601800.us.archive.org/5/items/MSXMagazine-Japan/MsxMagazine198608_text.pdf
  3. https://www.casio.com/jp/basic-calculators/content/60th/
  4. https://archive.org/stream/OhX_1994-09/OhX_1994-09_djvu.txt
  5. https://www.youtube.com/watch?v=RCj9D2uD_mI
  6. https://www.casio.com/content/dam/casio/global/support/manuals/exword/pdf/003-ja/xd-u/XD-U2800_WB_JA.pdf
  7. https://www.casio.com/jp/basic-calculators/content/60th/campaign1/
  8. https://support.casio.jp/storage/pdf/003/XD-N3800_WB.pdf