
こんにちは、稗田利明です!
2025年の大学入学共通テスト「情報I」で出題されたマウスカーソルのターゲット選択問題について、LINEヤフーの山中祥太氏が論文で考察を行った。問題は4つのターゲットから最短時間でクリックできるものを選ぶもので、フィッツの法則に基づいている。
公式解答はターゲット2だが、この解答に対してソーシャルメディア上で様々な疑問が投稿された。論文では、これらの疑問を4つの観点から整理し考察している。
1. ターゲットサイズが無限大の場合の移動時間
2. ターゲットの見た目のサイズの影響
3. マウスの移動方向による影響
4. 画面の「端」と「隅」の違い
各観点について、理論的解釈や先行研究の実験結果を用いて詳細に分析している。例えば、ターゲットサイズが無限大でも移動時間は0にならず一定の基本時間に収束すること、画面端まで伸びているターゲットは見た目のサイズが異なっても同じ時間でクリックできること、マウスの移動方向による影響は小さいこと、「隅」に配置されたターゲットの方が「端」よりも移動時間とミスクリック率が小さいことなどが示されている。
結論として、問題文で与えられた情報のみに基づけば公式の正解は妥当であり、先行研究の知見を踏まえても、ターゲット2が最短時間でクリックできるという結論を支持する根拠が多いことが示された。この研究は、情報科学の理論と実践的な問題設定の関係性を深く掘り下げており、教育現場と研究分野の橋渡しとなる重要な考察を提供している[1][2][4]。
Citations:
[1] https://www.yotsuyagakuin.com/b_geneki/r7kyotsutest-jouhou-matome/
[2] https://nileport.com/topic/p381369/
[3] https://www.youtube.com/watch?v=Z6Zs6Kkr8PQ
[4] https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2502/05/news063.html
[5] https://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?d=511&f=abm00003277.pdf&n=6-2-1_%E8%A9%A6%E4%BD%9C%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%80%8E%E6%83%85%E5%A0%B1%E2%85%A0%E3%80%8F%E2%80%BB%E4%BB%A4%E5%92%8C4%E5%B9%B412%E6%9C%8823%E6%97%A5%E4%B8%80%E9%83%A8%E4%BF%AE%E6%AD%A3.pdf
[6] http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~hidehiko/investigations_on_fitness_of_pointing_time_prediction_model.php
[7] https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2025
[8] https://www.sociomedia.co.jp/349
[9] https://u-site.jp/alertbox/fitts-law