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楽天モバイル、契約数800万回線突破 稗田利明

楽天モバイル、契約数800万回線突破

こんにちは、稗田利明です!

楽天モバイルは2024年10月18日、契約数が800万回線を突破したと発表した[1][2]。この数字には、BCP回線、「Rakuten最強プラン」「Rakuten最強プラン ビジネス」「Rakuten Turbo」、MVNEおよびMVNOの契約数が含まれている[2]。

契約数の内訳を見ると、BCP回線を除いた契約回線数は759万回線、さらにBCPとMVNEを除いたMNO契約数は729万回線となっている[2]。楽天モバイルは2020年4月にサービスの本格提供を開始して以来、約4年半で800万回線という大台を達成した[3]。

この成長の背景には、様々な要因がある。2023年6月から提供を開始した「Rakuten最強プラン」や、2024年に入って順次導入された「最強家族プログラム」「最強青春プログラム」「最強こどもプログラム」「最強シニアプログラム」といった優遇プログラムが、契約数増加に貢献している[1][3]。

また、法人向け事業の本格的な開始も契約数増加の一因となっている。2023年1月から法人向けサービスを本格的に始め、楽天グループ内のインターネット通販サイト「楽天市場」の出展企業などが新たに契約を結んだことが報告されている[4]。

楽天モバイルの成長は、外部機関の調査結果にも表れている。MMD研究所の「2024年9月 MNOのシェア・満足度調査」によると、MNO各サービスの中で最もシェアが増加したのは楽天モバイル(MNO)で、1.6ポイントの増加を記録した[1][2]。さらに、楽天モバイルの独自調査では、他キャリアと比較した興味関心スコアで4カ月連続1位を獲得している[2]。

「Rakuten最強プラン」の評価も高く、楽天モバイルの定期調査によると、全体の48%が同プランを魅力的と回答している。これは、プラン提供開始から1年半で約20%の魅力度向上を示している[2]。

楽天グループの三木谷浩史代表取締役会長は、800万回線突破について「大変嬉しく思います。多くのお客様からご支持をいただいておりますこと、心より感謝申し上げます」とコメントしている[1]。今後も通信品質の向上やサービスの拡充に努める方針を示しており、さらなる成長が期待される[4]。

Citations:
[1] https://news.mynavi.jp/article/20241021-3048945/
[2] https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1633001.html
[3] https://news.yahoo.co.jp/articles/0c95716cc34f634a03b94e2c3285200db0880ac0
[4] https://mainichi.jp/articles/20241021/k00/00m/020/197000c
[5] https://www.chunichi.co.jp/article/975017
[6] https://netkeizai.com/articles/detail/12711
[7] https://news.yahoo.co.jp/articles/d55ccbfaf0eb4a89d9904feb685bc252ecbb791f
[8] https://corp.mobile.rakuten.co.jp/news/press/2024/1021_01/