こんにちは、稗田利明です!
MMD研究所が2024年9月に実施したMNO(携帯電話事業者)のシェアと満足度調査の結果が発表されました。この調査は、18~69歳の男女4万人を対象とした予備調査と、MNO利用者2700人を対象とした本調査から構成されています[1]。
調査結果によると、スマートフォンユーザーのメイン回線として最も多く利用されているのはNTTドコモで27.3%のシェアを占めています。次いでau(15.0%)、ソフトバンク(10.5%)、Y!mobile(10.3%)と続きます[1]。
注目すべき点として、楽天モバイル(MNO)のシェアが9.3%に達し、2024年2月の調査と比較して1.6ポイント増加しています。これは調査対象の中で最も大きな伸びを示しており、楽天モバイルの急速な成長を表しています[1]。
一方、サービスの総合満足度では、povoが757ポイントで最高スコアを獲得し、LINEMOが748ポイント、楽天モバイル(MNO)が732ポイントで続いています。これらのサービスは、大手キャリアの従来プランよりも高い満足度を示しており、ユーザーニーズに合ったサービス提供を行っていることがうかがえます[1]。
また、顧客推奨度を示すNPS(ネット・プロモーター・スコア)では、LINEMOが-7.3で最も高く、povoが-8.7、ahamoが-17.7と続いています。これらのスコアは、オンライン専用プランやサブブランドが比較的高い評価を得ていることを示しています[1]。
調査結果から、従来の大手キャリアに加えて、オンライン専用プランやサブブランド、新興のMNOが市場で存在感を増していることが分かります。特に楽天モバイル(MNO)のシェア拡大と高い満足度は、携帯電話市場の競争激化と多様化を示唆しています[1][2]。
これらの変化は、消費者にとってより多くの選択肢と、より良いサービスを享受できる可能性を示しています。今後も各社のサービス改善や新たな戦略展開が期待される中、ユーザーのニーズに合ったサービスがさらに発展していくことが予想されます。
Citations:
[1] https://news.yahoo.co.jp/articles/1b3e39fd2b45d0b59dfb4705bc5850f417bae39c
[2] https://news.yahoo.co.jp/articles/047f492d27375ceb3467650cc845680f012c7c2c
[3] https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2373.html
[4] https://news.mynavi.jp/article/20241014-3044402/
[5] https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2372.html
[6] https://povo.jp/news/newsrelease/20241010_02/
[7] https://mmdlabo.buyshop.jp/items/92232928
[8] https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2410/15/news183.html