
こんにちは、稗田利明です!
Metaは新しいオープンソースAIプログラム「Llama 3.1 405B」を発表しました。このモデルは、Metaのエンドユーザープログラムの多くに搭載されている「Meta AI」アシスタントを駆動します。MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、オープンソースAIが未来の道であると強調し、Llama 3.1を「Threads」の投稿で発表しました。
Llama 3.1は、4050億パラメータを持つ大規模言語モデル(LLM)で、自然言語処理から複雑なデータ分析まで多岐にわたるアプリケーションに対応しています。ザッカーバーグ氏によれば、この新しいモデルは従来のモデルよりも効率的かつ強力に設計されており、Metaのベンチマークによると、GPT-4やClaude 3.5 Sonnetなどの主要なファウンデーションモデルと競争力を持ちます。また、405Bモデル上での推論はGPT-4と比べて50%安価になるとしています[1][2][3][4][5]。
しかし、Llama 3.1が本当にオープンソースであるかどうかについては議論があります。Linux開発者のNeal Gompa氏は、Llama 3がOSI(Open Source Initiative)が承認するオープンソースライセンス下にあるのか疑問を呈し、OSIのエグゼクティブディレクターであるStefano Maffulli氏は、現状ではLlamaのライセンスが開発者にとって大きな負担となると述べています。RedMonkの業界アナリストであるStephen O'Grady氏も、Metaのライセンスが一部企業の利用を制限している限り、オープンソースとは言えないと指摘しています[1][2][3][4][5]。
技術的な側面では、Llama 3.1は多言語サポートを拡張し、コンテキストウィンドウを128Kに増加させるなどの機能強化が行われています。これにより、長文テキストの要約や多言語会話エージェント、コーディングアシスタントといった高度なユースケースをサポートします。また、MetaはLlama 3.1の出力を使用して他のAIモデルを改善できるようにライセンスを変更しました[1][2][3][4][5]。
Llama 3.1は、AWS、NVIDIA、Databricks、Groq、Dell、Microsoft Azure、Google Cloudなどの25を超えるパートナーで利用可能であり、「vLLM」「TensorRT」「PyTorch」といった人気のAIツールでもサポートされています。これにより、開発者はLlama 3.1を使った作業をすぐに開始することができます[1][2][3][4][5]。
この新しいモデルの発表により、MetaはオープンソースAIのリーダーシップを強化し、AI技術の進歩を促進することを目指しています。オープンソースのアプローチにより、より多くの人々がAIの恩恵を受けられるようになることを期待しています[1][2][3][4][5]。
Citations:
[1] https://japan.zdnet.com/article/35221863/
[2] https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2407/24/news096.html
[3] https://news.yahoo.co.jp/articles/813376405235744e89441ab8758b370e0d3f4b15
[4] https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240724-2991500/
[5] https://ai.meta.com/blog/meta-llama-3-1/