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KDDIとJTOWER、通信インフラの共同検討開始 稗田利明

KDDIとJTOWER、通信インフラの共同検討開始

 

こんにちは、稗田利明です!

KDDIと通信インフラシェアリング事業を展開するJTOWERは、持続可能な通信インフラの構築を目指して共同検討を開始することで覚書を締結しました[1][4][5]。この取り組みは、人口減少社会における通信インフラの安定的な運用と効率的な維持管理を目的としています[1]。

両社は2021年5月に資本業務提携を結び、これまでも屋内外の通信インフラシェアリングの推進に向けて連携を強化してきました[1]。今回の共同検討では、屋内と屋外の両面で具体的な施策を検討します。

屋内については、設備更改の時期を迎えたKDDI単独設備を、JTOWERのシェアリング設備で更改する施策を検討します[1][4]。これにより、設備投資や工事にかかる稼働を大幅に効率化することが可能となります[2]。

屋外については、シェアリングによる通信鉄塔の中長期的な整理統合などの施策を検討します[1][4]。特に、事業者同士が保有する通信鉄塔の整理統合は、シェアリングによる維持・更改コストなどの削減に資するだけでなく、人口減少社会の社会課題に対する有効な手立てとなることが期待されています[1]。

この共同検討は、日本の社会インフラが直面する課題に対応するものです。高度成長期に整備された多くの社会インフラは老朽化が深刻な問題となっており、人口減少社会を見据えた、より効率的で持続可能な社会インフラの在り方が求められています[1]。さらに、建設産業をはじめとするインフラの維持管理を担う人材の減少も課題となっており、維持管理の効率化が急務となっています[1]。

通信インフラの保守においては、過去に敷設した通信鉄塔の老朽化による補修や建て替えに加え、大規模災害への対応も必要とされています。これらの要因により、携帯基地局における運用の安定性や維持コストが通信業界における大きな課題となることが予想されています[1]。

KDDIとJTOWERは、今後も連携を強化し、屋内・屋外の施策の経済性や有効性について検証・評価を行い、本格展開の実現を目指していきます[1]。この取り組みは、通信インフラの効率的な整備を実現し、社会のデジタル化に貢献することが期待されています[2]。

Citations:
[1] https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr_s-14_3449.html
[2] https://www.jtower.co.jp
[3] https://www.jtower.co.jp/infrastructure-sharing-learnings/16030/
[4] https://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/2407/22/news145.html
[5] https://diamond.jp/zai/articles/-/1036543